gRPC

ネットワーク技術 | IT用語集

gRPCとは

gRPC(gRPC Remote Procedure Calls)は、Googleが開発したオープンソースのRPCフレームワークです。HTTP/2をベースとし、Protocol Buffersを使用してデータをシリアライズすることで、高性能で言語に依存しない通信を実現します。マイクロサービスアーキテクチャで広く採用されています。

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Protocol Buffersによる効率的なシリアライゼーション

gRPCは、JSONではなくProtocol Buffers(Protobuf)を使用します。バイナリ形式であるため、データサイズが小さく、シリアライズ・デシリアライズが高速です。これにより、ネットワーク帯域を節約し、レスポンス時間を短縮できます。

4種類の通信パターン

gRPCは、単純なリクエスト・レスポンス型に加えて、サーバーストリーミング、クライアントストリーミング、双方向ストリーミングの4つの通信パターンをサポートします。これにより、多様なユースケースに対応できます。

HTTP/2の活用

HTTP/2の多重化機能により、1つの接続で複数のRPC呼び出しを並行して処理できます。また、ヘッダー圧縮やサーバープッシュなど、HTTP/2の利点をフルに活用することで、高速な通信を実現しています。

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多言語対応

gRPCは、C++、Java、Python、Go、Ruby、C#、Node.js、PHPなど、多くのプログラミング言語をサポートしています。.protoファイルから各言語のコードを自動生成できるため、異なる言語で書かれたサービス間の統合が容易です。

実世界での活用

gRPCは、Netflix、Square、Ciscoなどの企業で採用されており、特にマイクロサービス間の内部通信に適しています。高いパフォーマンスが求められるシステムや、リアルタイム性が重要なアプリケーションで効果を発揮します。

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