POP3

メールサーバー | IT用語集

POP3とは

POP3(Post Office Protocol version 3)は、メールサーバーからメールをローカルデバイスにダウンロードするプロトコルです。1988年に標準化され、長年使用されてきましたが、GmailのPOP3廃止により、IMAPへの移行が進んでいます。

POP3の特徴

使用ポート

  • ポート110: 標準POP3接続
  • ポート995: POP3S(SSL/TLS暗号化)

動作の仕組み

POP3は、以下の流れでメールを取得します:

  1. メールサーバーに接続
  2. 認証(ユーザー名・パスワード)
  3. メールをダウンロード
  4. サーバーからメールを削除(オプション)
  5. 接続を切断

GmailのPOP3廃止の影響

2025年現在、GmailがPOP3受信機能の段階的廃止を進めています。これにより、多くの企業が以下の選択を迫られています:

  • IMAPへの移行: 最も推奨される方法
  • 自社メールサーバー構築: データ主権を重視する場合
  • 他のメールサービスへの移行: Microsoft 365など

自社メールサーバー運用への応用

POP3の実装

自社メールサーバーでPOP3を実装する場合、Dovecotを使用します。ただし、現代の環境ではIMAPの実装を優先することを推奨します。

# Dovecotの設定例
protocols = pop3 pop3s
pop3_uidl_format = %08Xu%08Xv

POP3 vs IMAP - どちらを選ぶべきか

現代のメール環境では、以下の理由からIMAPを推奨します:

  • 複数デバイス対応: スマートフォン、PC、タブレットで同期
  • サーバー側管理: メールの整理がすべてのデバイスに反映
  • 業界標準: 主要メールサービスがIMAPを推奨

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まとめ

POP3は歴史あるプロトコルですが、GmailのPOP3廃止に象徴されるように、IMAPへの移行が業界標準となっています。自社メールサーバーを構築する際は、IMAPを優先的に実装し、POP3は後方互換性のために提供する程度に留めることを推奨します。

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