IoT (Internet of Things)

エッジコンピューティング | IT用語集

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IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかった様々な物理的デバイスやセンサーがネットワークに接続され、データの収集、交換、リモート制御が可能となるシステムです。「モノのインターネット」とも呼ばれ、私たちの身の回りのあらゆる「モノ」がスマート化される技術の総称です。

IoTデバイスは、温度・湿度・照度・音量などの環境データを収集するセンサー、データを処理するマイクロプロセッサ、ネットワーク通信機能、そして場合によってはアクチュエーター(制御装置)で構成されます。Wi-Fi、Bluetooth、LTE、LoRaWANなどの通信プロトコルを通じてクラウドやエッジサーバーとデータを送受信し、リアルタイムでの監視や自動制御を実現します。

実用例として、スマートホームの照明・空調制御、農業IoTでの土壌モニタリング、製造業での設備監視、ヘルスケアでのバイタルサイン計測、交通分野での車両追跡システムなどがあります。AWS IoT Core、Azure IoT Hub、Google Cloud IoT CoreなどのクラウドプラットフォームがIoTシステムの開発・運用を支援しています。

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